ベルギーで英語は通じるの?

言葉

前回『ベルギーへの海外移住 ~ブリュッセルの文化と食文化について~』で、ベルギーには「ベルギー語」というのは無く、人口の6割の人が住む北部地域で使われる「オランダ語」と4割の人が住む南部地域で使われる「フランス語」、そしてドイツ国境付近の一部であるドイツ語共同体で使われる「ドイツ語」の3つが公用語で、もともとオランダ語を話す人が多くいた首都ブリュッセルでも近年、フランス語を話す人が多くなってきているとお伝えしました。

では、これらの言葉が話せないと留学や仕事目的、ロングステイなどでベルギーへ行っても、生活するのは難しいということになるのでしょうか?

日本人の場合、中・高・大学と英語教育が中心に行われ、2020年からは小学校でも英語学習を導入するという程、英語に対しては馴染みがあるものの、フランス語やドイツ語、ましてやオランダ語などには縁が無いと言う人の方が多いでしょう。

今回はそんなベルギーで、英語はどれくらい通じるのか?英語を話せれば生活できるのか?という点について見ていきます。

 

 

 

ベルギーの英語教育

ベルギーの学校体系は、日本の小学校に当たる初等教育の「Elementary School (7~12歳)」が6年間、その後、日本の中学校と高校を合わせたような中等教育の「Secondary School(13~18歳)」が6年間が義務教育となっており、英語学習は日本と同じようにSecondary Schoolの1年生(13歳・日本の中学1年生)頃から始まりますが、日本と大きく違うのは、特に英語教育に力を入れているというわけではないのに、学習してから1、2年後にはほとんどの生徒が日常会話レベルの英語力を身に着けるそうです。

凄いですね!

その背景にはベルギーの人たちの生活環境があるようです。

地域によって3つの公用語があるベルギーですが、人口の6割がオランダ語を話す地域に住んではいても、人は常に動いていて様々な地域で生活しているわけですから、当然、町によってはフランス語を話す人やドイツ語を話す人、そしてオランダ語を話す人が混在しています。

また、ベルギー人といっても3つの公用語すべてが話せるわけではありませんから、そうなるとその時の共通語は自然と「英語」と言うことになり、逆にある程度の英語がわからなければ生活に困ってしまうと言うことになります。

ベルギーのテレビ放送でも3つの公用語それぞれの番組があり、フランス語やドイツ語の番組に対して、常にオランダ語の字幕が必ず入ると言うわけではなく、英語だけのアメリカの番組にも字幕が入らないこともあるそうで、こうなると普段の生活の中に外国語が普通にあるという環境での生活になってしまいますよね。

さらに、オランダ語やフランス語が英語と似ている言葉に加え、特にオランダ語は文字や文法、発音なども似ているので、オランダ語やフランス語を話すベルギー人なら英語をマスターするのは、さほど難しいことではないそうです。

これでは、6年~10年間も英語を学習してきて日常会話もできない日本人は敵いませんし、学習して1年~2年の学生が日常会話をできるはずですね!

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ベルギーで英語はどれぐらい通じるのか?

ベルギーの隣国オランダが「英語を母国語にしない国の中で最も英語が上手な国」と言われるように、オランダ語を公用語とする北部の地域では、よく英語が通じますし、外国人に対しては最初から英語で話してくれるそうで、英語をマスターしておけば、旅行はもちろん、ベルギーでの留学やロングステイなどの日常生活には困らないようです。

但し、ベルギーの中央に位置する首都ブリュッセルをはじめ、フランス語を公用語とする南部では、観光地のホテル、レストラン、ショッピングモールなど以外は英語よりもフランス語が主で、英語が話せる人でも最初はフランス語を使ってくる人が多いそうです。

これは、フランスが母国語にプライドを持っていて、英語を知っていてもフランス語しか話さなかったり、最初はフランス語を使ってくると言うのに似ているのかもしれませんね。

そして、大都市部のほとんどのレストランでは英語のメニュー表記があり、鉄道の駅でも英語を含む言語が選べる券売機が設置されていたり、長距離列車などでは停車駅のアナウンスが英語でされているようですが、高速道路などの標識はオランダ語とフランス語で表記されているとのことです。

また、ベルギー王室と日本の皇室が親しい関係にあることで、日本人に対するベルギー人の対応は一般的にとても好意的だと言われています。

特に若い人たちは、まずは日本で英語をマスターし、ベルギーに留学してオランダ語やフランス語などを勉強するのも良いのではないでしょうか?

 

 

ベルギーに関する雑学をひとつ…

では、最後に英語とはあまり関係がありませんが、ベルギーに関する雑学をひとつ…

ベルギーの大都市アントワープ(アントウェルペン)にあるノートルダム大聖堂と言えば、「フランダースの犬」の少年ネロが愛犬のパトラッシュと共に天国に召された場所で、今風に言うならば「フランダースの犬の聖地」とも言えるところですが、ベルギーでは全くと言って良いほど知られていないというのが実情だそうです。

日本では、「フランダースの犬」は人気の物語であり、アニメでも名作と言う評判の作品ですが、原作者がイギリス人で英語で書かれたことや、悲しい結末の物語であることからベルギーでの人気は無く、観光に訪れた日本人もそんな現実にガッカリさせられるとか。

しかも、愛犬パトラッシュは、日本人ならアニメで見たという人も多いと思いますが、ネロよりも大きいセントバーナードのような大型犬だと言うことは知っていますよね!

そんなパトラッシュは、ベルギー原産の犬種「ブービエ・デ・フランダース」という大型犬で、牧畜犬としても使われていた犬なのですが、日本人観光客の問い合わせが多いということから1986年にアントワープ市内に建てられたネロとパトラッシュの銅像では、ネロよりも小さな小型犬で、訪れた日本人は唖然とすると言います。

と言うことで、もし、ベルギーを訪れてアントワープに行ったとしても「フランダースの犬」に関しては、期待しない方が良いですよ!

 

*ベルギーの関連記事はこちら!⇒【日本を脱出してブリュッセルに移住して大丈夫?

 

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