シニア世代に人気の海外移住先 ~マレーシアの文化と食文化について~

食文化

シニア世代に高い人気の海外移住先であるマレーシアですが、どんな国か?と聞かれると意外にピンとこないという人が多いのも現実です。

マレーシアは東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島の北部に位置する連邦立憲君主国家で、シンガポールと並んで「東南アジアの優等生」と言われ、人口3200万人のうちマレー系の人々が占める割合は約7割で、残り3割を中国系やインド系など30以上の民族が暮らしている多民族国家でもあります。

公用語はマレー語ながら、それ以外に英語、中国語も公用語として小学生からの学習が義務付けられているほどで、ひとつの国の中で多様な文化や習慣が存在し、多民族が入り乱れて生活している割には対立や争いが起こることもほとんどなく治安は安定しています。

今回はそんなマレーシアの文化と食文化に絞って紹介していきます。

 

 

マレーシアの文化的特徴

マレー系の人たちの多くはイスラム教を信仰しています。

ですので、マレーシアで売られている食品には全て「ハラルマーク(イスラム教で許可された物を示すマーク)」が付いています。

イスラム教徒は、豚肉やアルコールは摂りませんし、触れることも嫌いますので、スーパーでも豚肉やアルコールなどのノンハラル商品は専用のレジがあり、イスラム教徒ではない係員が対応しています。

そして、子供の頭は神聖と考えられていますので、決して撫でてはいけません。

特に日本人は子供を見て「まぁ、可愛い!」と、頭を撫でてしまいがちですので要注意です!

また、トイレではイスラム教徒をはじめとして用を足した後、紙を使わずにホースや便器の脇に備え付けられた蛇口の水でお尻を洗う習慣があるので、トイレ周りが水浸しということが多くあります。

このときに左手で洗うので、マレーシアでは「左手は不浄の手」と考えられており、左手で食事をしたり握手をしたりするのはタブー(マナー違反)とされます。

もちろん、全く左手を使わないというのではなく、食事をするときに添えたりはしますが、基本的には使わないとされるので注意しましょう!

さらには、暑い国なのでサンダル、ハーフパンツ、タンクトップ、女性もミニスカートなど軽装になりがちですが、このような服装でイスラム教寺院に入るのはNGです。

マレーシアに徴兵制はありませんが、無作為に選ばれた18歳の男女が国防省の管理下で6ヶ月の共同生活を送り、軍事訓練ではなく道路や公園の清掃などを行う「国民奉仕制度」が設けられています。

これは民族が違っても、同じマレーシア国民であるという団結心を持つために行われるもので、国民に課せられた義務として強制的に施行されてます。

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マレーシアの食文化

多民族国家のマレーシアは、マレー料理に中華料理やインド料理と民族固有の料理からそれぞれが融合した料理までバリエーションが豊富で「グルメ天国」と言われるほどです。

マレーシアを代表する国民的麺料理と呼ばれるのが「ラクサ」で、日本人にはあまり知られていない料理ですが、地方や店によって味がかなり異なります。

煮詰めたココナッツミルクに唐辛子などのスパイスや海老のペーストを入れることが多いのですが、酸味の効いたスープに魚を入れたラクサもあれば、カレー味のラクサもあったりで、幅広い世代や人種から愛されている料理です。

また、一般家庭でも普通に食べられている「ナシレマッ」という米料理は、ココナッツミルクで炊いた米が独特の香りを放ち、揚げた肉や魚、塩気のあるピーナッツなどお好みのおかずと一緒に食べますが、「ラクサ」同様、地方によって味や調理過程は異なるものの、屋台や食堂、レストランなど、どこでも食べることができるマレーシア料理です。

宗教上の理由で牛や豚の肉が禁じられることが多いことから、ゆでた鶏肉とそのゆで汁で炊いたご飯を盛りつけた「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」は、屋台などで食べる定食としてマレーシア庶民の日常食と言われています。

そして、マレーシア料理としては中華系に分類され、シナモンやスターアニス、胡椒やニンニクなどをベースとしたスープで豚肉を煮込む「バクテー(肉骨茶)」は、丼物や鍋で食されます。

醤油味や塩胡椒味など店によってスープの味も異なりますが、スーパーなどでは「バクテーの素」が販売されているほどで、もちろんイスラム教徒以外のマレーシアの人たちには非常にポピュラーなメニューです。

この他に、マレー料理と中華料理が融合した「ニョニャ料理」というのもあります。

以上がマレーシアの代表的な食文化です。

 

 

国が違えば文化も違う!

マレーシアの特徴的な文化と食文化について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

国が違えば、当然、文化も違います!

最後に、これは文化と言うよりマレーシアの国民気質とも言えるかもしれませんが、マレーシアの人たちは「細かいことは気にしない」という文化で、何事にも真面目と言われる日本人には「ルーズ」に映るかもしれません。

マレーシアでは日本のように「お客様は神様」的な考えはありませんし、仕事中に平気でお客さんを待たせてスタッフ同士がおしゃべりをしていたりお菓子を食べていたりすることもあります。

もちろん、全ての国民がそうだというのではありませんが全て、大体においてそうありがちだと思っておけば腹も立ちませんし、これが文化の違いだと理解する方が平穏に暮らせるというものです!

海外移住を考えるとき、移住先の文化や宗教的な戒律などを知っておけば、トラブルを避けることもできますので、是非、事前によく調べておきましょう!

 

*マレーシアの関連記事はこちら!⇒【日本を脱出!クアラルンプールに移住して大丈夫?

 

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