中高年の海外移住のデメリットや失敗しないための注意点・その2

移住

前回(その1)では中高年の海外移住のデメリットや失敗しない注意点のうち「言葉」と「生活インフラ」を紹介しました。

今回は、そのつづきとして「為替リスク」「ビザの取得」「医療・介護」についてのデメリットや失敗しない注意点を見ていきましょう。

 

 

海外移住のデメリットや失敗しないための注意点は?

★為替リスク

海外に移住するとその国の通貨を使って生活することになるわけですが、預金などのあなたの資産や収入がすべて日本円で、現地での支出は居住国の通貨となれば、当然、その時々の為替の影響を受けてしまいます。

為替が円高であれば、あなたは恩恵を受けられますが、円安ですと現地の物価が上がっているわけでもないのに、生活コストは割高になってしまいますよね!

このような為替の影響が原因で、海外生活を諦めざるを得なくなる人も少なからずおられるというので注意が必要です。

そうならないための対策として、ある程度の資産は居住国の現地通貨建てにしておくことをおススメします。

金利日本ではゼロ金利でも、国によっては預金金利が高いところもあるので、現地通貨にして預金をしておいたり、現地の信頼できる投資信託などを活用して資産運用するという手もあります。

さらに踏み込んでリスク分散をしておこうと考えるなら、複数の外国通貨を保有し、投資対象国も分散しておけば、たとえ円安になったとしても他の国の通貨が上がることによってリスクを回避することができ、反対に資産が増えるということも起こり得ます。

いずれにしても、日本円だけでの資産保有は海外生活をするうえでは、大きなリスクとなりますから、複数の国への資産の分散が難しいというのであれば、居住国に資産の一部を移しておく方がリスクヘッジになるということを覚えておいて下さい!

 

★ビザの取得

実施している国は限られるものの、中高年が老後を考えての海外移住をするときには、長期滞在が可能な「リタイヤメント査証(退職者ビザ)」を利用して行くケースが多くあります。

国によって多少の違いがありますが、これは基本的に「年金受給者」を対象にしたビザです。

但し、このビザでの滞在中は、現地での就労が認められていませんので、日々の生活費は年金や資産でしっかり確保しておく必要があります。

また、移住を許可されるためには、一時的に移住先の国に数千万円単位のお金を預けまければならなかったり、その国が定めた一定以上の収入が無ければならないなどの条件が付いている国もあります。

移住したいあまり、夫婦の合算により収入条件をギリギリでクリアしたものの、移住先でどちらか一方が他界してしまったために継続して条件を満たすことができなくなって、帰国せざるを得なくなったという例もあるのでご注意を!

ビザの取得についても無理はせず、自分に合った条件の国を選んだ方が、将来の生活のためにも安心ですよ。

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★医療・介護

海外では気候や食べ物、水といった環境は日本と大きく異なるため、思わぬ体調不良やお腹を壊したり、日本には無い疫病や感染症にかかる可能性もあります。

そのため、移住する国の医療環境が充実しているかチェックしておく必要があります。

場合によっては救急というようなこともあるかもしれませんので、現地に日本語が通じる病院があるかという点も押さえておきましょう。

医療費については国によって違いはあるものの、高度な医療を受けようとすると日本よりは間違いなく高額になるということは理解しておかねばなりません。

移住しようと考えている国の医療環境についても、しっかりと事前調査しておくと、移住してから慌てることもありませんし安心して生活できます。

また、旅行用ではありますが、日本旅行医学会が発行・販売している「自己記入式安全カルテ」は、既往症や治療に関する情報を日本語と英語の両方でチェックできるので持参しておくと便利だそうです。

介護の面については、海外では日本のように民間の介護施設が充実しておらず、充分なサービスが受けられない場合が多くあります。

もし、中高年の方が夫婦で海外移住をして、パートナーが介護を必要とするような状況になったときには、早めの帰国を決断する方がよいでしょう。

 

 

郷に入っては郷に従え!

前回(その1)を含めて、中高年の海外移住でよく聴かれるデメリットや、失敗しないための注意点について代表的な「言語」「生活インフラ」「為替リスク」「ビザの取得」「医療・介護」の5つを紹介しましたが、もちろんこれ以外にも様々なことがあります。

そもそも海外で生活するのですから、色々なことを不便と感じたり、ちょっとしたことがストレスになったりすることは、ある意味仕方のないことです。

海外移住を成功させるためにも、あらゆることを日本と比べて生活するのではなく「郷に入っては郷に従え」で、日本のことはとにかく忘れて現地の文化や習慣に馴染むことが、ストレスなく無難に生活する秘訣だと言えます。

特に中高年の方が海外移住を検討するときは、まずは現地に赴いて、これらのデメリットや失敗しないための注意点をもとに、自身の適応力もよく考慮しながら下見をすることが必要です!

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