語学留学にありがちな落とし穴とは?

留学

短期も長期も含めて現代では「留学」することは珍しいことではなくなりましたし、費用はかかりますが、私立の中学校や高校では留学を前提としたコースまで設けているところもあります。

また、留学の目的も半数以上の人が「語学力の向上」「異文化体験をする」「視野を広げて国際感覚を身に着ける」とし、8割の人は「語学力を向上させるため」としています。

しかし、留学当初は明確な目的があったにもかかわらず、実際に帰国してから「自分は何を学んできたのか?留学に行って何が変わったのだろう?」と、自分が思っていたよりも成長を実感できず、こんなはずじゃなかったと後悔してしまう人も少なからずいるのが事実です。

今回は、留学の中でも語学留学を例に「留学にありがちな落とし穴」についてお知らせします。

 

 

留学すれば自然と外国語が身に着くという思い込み

留学してホームステイ先に寝泊まりし、語学学校に通いさえすれば、周りは外国語しか通じない環境で生活することになるから、それだけで自然と外国語が話せるようになるだろうと思いがちですが、実際はそんなに簡単ではないことは言うまでもありません。

そんなこと誰でもわかっているよ!と誰もが言いそうですが、意外と無意識にもそう考えている人は少なくないのです。

入学してからすぐは緊張感もあり、やる気も満々ですし、授業でも先生が話すことが聞き取れなかったり、話すこともできず、予習や復習に取り組んで、必死に毎日勉強もするでしょう。

しかし、1ヶ月も経つと、少しずつながらも会話ができるようになって、授業も分かるようになり、クラスメイトや友人もできて気分的な余裕が出てきます。

すると、せっかく外国に来たのだから時間を有効に使おうと、勉強に時間を割くよりも観光や友人と遊びに出かける時間が増えて、語学力も伸びなくなっていくのがパターンです。

決して留学してだけで外国語を話せるようにはなりませんから、そういう思い込みはしないように!

 

自分から積極的に発言しない

では、学校に行って勉強さえきちんとしておけば大丈夫かと言うとそうではありません。

勉強していれば語学力が身に付くならば、今や小学校から大学まで10年以上も英語を勉強する私たち日本人は、語学留学などする必要がないくらい英語が流暢に話せるようなるでしょう!

これは日本人にありがちなことですが、発音や文法など間違えるのを怖がってなかなか発言しなかったり、的外れなことを言ってみんなから笑われたり、からかわれたりすることを恐れて自分から積極的に発言しないことが多くあります。

日本では物怖じしない性格という人でも、こういう状況に陥ることは珍しくありません。

もともと日本人は外国語には不慣れですし、外国人は積極的に自分から話をします。

特にクラスメイトが外国人ばかりだと、たとえ周りの人たちが自分と同じようなレベルであっても、積極的に話をする人を見ると何だか「みんなできる人」というイメージを持ってしまったり、こういう人たちの前で恥をかきたくないと余計に考えてしまい、積極的に話すということをしなくなりがちです。

語学だけに限らず、何事でも間違いをしてそれを注意され直してもらわなければ、間違っている点にも気づきませんし上達はしません。

よく日本語が全く通じないから、その国の言葉を覚えないと生きていけないという状況だったので、その国の言葉をマスターできたという経験談を聞きますが、まさにそのような人たちは散々恥をかいて失敗したことで、語学力を身に着けたと言えます。

学校でもホームステイ先でも自分から積極的に話をして、失敗しないと語学力も伸びませんよ!

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ネイティブの人と会話する機会が少ない

留学すると日本にいるときより実際に外国語で話す機会は格段に多くなりますが、留学先の国のネイティブな発音やフレーズを身に着けたいと思っても、そうそうネイティブな人と会話できるチャンスがあるわけではありませんし、実際はほとんどの時間は学校生活を共にするクラスメイトとの会話が多くなります。

しかし、クラスメイトも自分と同じ外国からその国の語学を学びに来た留学生であり、ネイティブな言葉が話せるわけではありません。

自分が発した言葉が正しいかどうか、クラスメイトが話す文法や発音、フレーズが正しいのかお互い分からず、話しているうちに知らず知らず間違った外国語を身に着けてしまうことになってしまいます。

そうならないためにも、外出先でお店に寄ったら自分から店員さんに話しかけたり、学校の先生やホームステイ先のホストファミリーとの会話は、ネイティブの人と話ができる数少ない機会と考えて、自分から積極的に会話をしていきましょう!

予習よりも復習が大事

語学学校で長時間授業を受けると「今日もたくさん勉強した」という達成感が生まれ、放課後はクラスメイトと遊びに行こうとか、ホームステイ先でゆっくり自分の時間を過ごそうなどと思ってしまいがちですが、ここにも落とし穴があります。

人間は復習をしなければ翌日には習ったことの75%を忘れてしまうと言われますので、前日に8時間の授業を受けたとしても、そのうちの6時間の内容は忘れてしまいまい、毎日授業を休まず受けているのに語学力が一向に伸びないということになりかねません。

そのために必要なのが「復習」です!

75%を忘れないように習ったことは、その日のうちに復習して記憶に落とし込み、自分の物として翌日の授業に進むようにしましょう。

そして、語学留学の目的は「語学力の向上」であり、時間割をこなすことではありませんから、わからなかったり疑問に思ったことは、翌日にでも積極的に先生に尋ねて、放置したままにしないようにすることが大切です。

 

 

日本人同士でつるまない

語学留学とは言え、日本を出て単身知らない国に行って勉強するわけですから、確かに不安も多いうえに悩みも出てきて誰かに話を聞いてほしいと思うことが出てきます。

しかも、初めのうちは言葉もうまくしゃべれず、思いを伝えられないとなれば、さみしさも倍増してしまいますから、同じように留学してきた日本人にコンタクトを取ることになりがちです。

当然、日本人であれば日本語で話もできますし、話を聞いてもらえば不安や悩みも解消します。

でも、そこが「落とし穴の入り口」で、日本人といる方が気分的にも楽であり、楽しいのは言うまでもありませんから、頻繁に連絡を取り合うようになって、気づいたら日本人とばかりつるんでいるということに…

そうなると、外国語を話すのは授業とホームステイ先だけで必要最低限ということになり、語学力が上達するはずもありません。

ここは、目的がはっきりしているかどうかということにも関係してきますが、留学の目的は「語学の勉強=語学力の向上」なのですから、日本人と日本語で会話をするのは必要最低限にして、ホストファミリーや先生、クラスメイトの外国人と一緒に過ごし会話する時間を多くする方が自分のためでもあります。

そのためにも留学前に「自分の留学の目的」を明確にしておいて、渡航後は意志を強く持って留学生活を送るように努めましょう。

そして、意志を強く持つために、「日常会話ができるようになる」とか「TOEICで900点を取れるようにする」など具体的な目標を決めておくといいですよ!

わかっちゃいるけど…

以上のようなことは、最近言われ始めたことではなく、日本人の多くが留学するようになってからずっと言われ続けていることばかりで、いわば「当たり前のこと」なのですが、当たり前のことながら、冒頭にもお伝えしたように、実際に帰国してから、自分が思っていたよりも成長を実感できず、こんなはずじゃなかったと後悔してしまう後悔人も少なからずいるのです。

わかっちゃいるけど…というのは世の常ですが、最近のデータ(平成29年度文部科学省委託事業「日本人の海外留学の効果測定に関する調査研究」成果報告書)をはじめ、関係各社が行った留学経験者へのアンケート調査でも、留学はその後のスキルアップや就職、転職などにも大いに役立ったとする人の割合が高くなっているとの報告がなされています。

「落とし穴」にはまらずに、留学のチャンスを活かして語学力を身に着けた人は、希望の仕事に就けたとか、就職先で語学力を買われ要職に就くチャンスを得たなど、その後の人生や年収にも大きな成果を出しています

最後に、これから留学しようとされる方々がこの記事を参考にして、決して「落落とし穴」にはまることなく成功されることを祈っています!

 

*留学の関連記事は!⇒【カナダでホームステイをするときに知っておくべきマナーとは? ~その2~

 

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