在留邦人が多くて住みやすい国はどこか?-在留邦人が多い国=住みやすい国?-

移住

海外移住をするにあたって「総合的に安全 安心な国はどこか?」ということを見てきましたが、移住したのは良いけれど、日本人が誰もいないというのも非常に不安なものです。

海外生活の経験が長くて、言葉も生活習慣にもあまり不自由は感じないという人や日本から離れてまで日本人が多い国などに住みたくないという人は別ですが、やはり在留邦人が多いと何かと便利ですし、何かトラブルや困ったことが起こった時に頼りになるのはやはり同胞である日本人ではないでしょうか?

では、いったいどこの国に日本人が多く住んでいるのか知っていますか?

2019年の外務省の「海外在留邦人数調査統計(50ヶ国)」では、海外に住んでいる日本人の数は約141万人で、うち永住者は約52万人、3か月以上の長期滞在者が89万人とされています。

 

 

在留邦人が多い国ランキング

数字は概算になりますが、在留邦人の多い順に国別トップ10を見てみると…

  1位 アメリカ合衆国(全体 44.6万人/永住者 21.1万人)

  2位 中華人民共和国(全体 12万人/永住者 3900人)

  3位 オーストラリア(全体 9.8万人/永住者  5.8万人)

  4位 タイ     (全体  7.5万人/永住者 1700人)

  5位 カナダ    (全体  7.3万人/永住者  4.6万人)

  6位 イギリス   (全体  6万人/永住者  2.4万人)

  7位 ブラジル   (全体  5万人/永住者  4.6万人)

  8位 ドイツ    (全体  5.3万人/永住者  1.2万人)

  9位 フランス   (全体  4.4万人/永住者 8700人)

10位 韓国       (全体  3.9万人/永住者  1.3万人)

…という順番になります。

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過去の統計から見ても上位3ヶ国に変わりはないものの、3位のオーストラリアは堅調に日本人の数が増加しています。

これとは反対に2位の中国は5年連続で減少傾向にあります!

これは、根強い反日感情や昨今の経済成長による物価や経費の高騰に加え、中国政府の方針一つで進出した日本企業の業績が左右されるなど、現地での事業運営が難しいことから撤退する企業が増えてきていることが大きな原因とされていますが、香港の問題などにも見られる自由の制限による心理的不安も影響しているかもしれません。

また、10位にランクされているお隣の国・韓国も日本に近くて便利ではあるものの、2019年になって再び高まった反日感情や北朝鮮との問題による政情不安などで、今後は移住先として敬遠されるのではないかと思われます。

 

在留邦人が多くない国はどこでしょう?

参考までに在留邦人が多くない国を外務省のデータから見てみると、2019年度の統計・50ヶ国の中では、45位が南米のコロンビア(全体 1341人、永住者 756人)、46位が中東のイスラエル・ガザ地区等(全体 1213人、永住者 659人)、47位は北欧のノルウェー(全体 1201人、永住者 498人)、48位がネパール(全体 1124人、永住者 3人)、49位バングラデシュ(全体 1080人、永住者 101人)となり、最も少ない50位はアフリカに位置するエジプト(全体 1056人、永住者 260人)となります。

永住者という点ではネパールの3人というところが一番少ないという印象を受けますが、在留邦人全体で見ると上記のような順位となります。

日本人には人気がある北欧のノルウェーが少ないというのは意外に思えますが、やはりビジネスでの日本企業進出の少なさや、移住先としては言葉の問題や気候的な条件などがあると言えます。

それ以外の国を見ると、いずれも政情不安や治安的に不安定な国、日本企業の進出がほとんど無い国となっているのがわかると思います。

在留邦人が多くなっている、増えている人気の国はどこか?

前述したようにオーストラリアの伸びが堅調ですが、その他では特に注目されるのが4位にランクインしているタイです!

タイは親日国としても有名ですが、物価・生活費の安さだけではなく、ビザの取得についても難易度が低く、費用面でも負担になりにくいので、移住という計画を実現するのは難しくないようですし、日本と遜色がないほど何でもそろっているタイは非常に住み心地が良いと評判で、タイの在留邦人の多くが日本に帰りたくない、タイに移住しようかと考えるほどだとか。

それを証明するかのようにタイは凄い勢いで日本人の数が増えており、今後はオーストラリアを抜いて3位になるのもそう遠いことではないと見られています。

ただ、2020年のコロナ禍の影響による国民と政府や王室との政情不安が長引いており、これがどう影響してくるかが微妙だとも言えます。

ちなみに10位以下では、11位にシンガポール、12位 マレーシア、13位 台湾、14位 インドネシア、15位がニュージーランド、16位 ベトナム、17位 フィリピンと17位までにアジア地域の9か国がランクインしていて、年々アジアの在留邦人は増えてきており、特にマレーシアやインドネシアは常に増加傾向にあります。

 

 

移住先として住みやすいのはやっぱり東南アジア?

先ほどのノルウェーのように日本人には人気があり、福祉に手厚く「治安」や「自然災害」という面で安全安心とされてきた北欧諸国が、在留邦人が多い国の上位にランクインしていないというのは不思議に思われますよね。

大きな理由としては、日本からも遠く、現地に進出している日本企業も少ないという点がありますが、海外移住先(永住先)という点で見ると少し違ってきます。

それは、言葉の問題であったり、住みやすい気候かどうかという点に加え、やはり、在留邦人が多い国の方が何かと安心だし住みやすいと考える傾向が強いからと思われます。

若い人が企業やビジネス目的で海外移住するというのであれば、そういう傾向は薄いかもしれませんが、シニア世代となるとやはり在留邦人が多いという点や、在留邦人のコミュニティーがあるというのは住みやすさの大きな指標になるはずです。

そういう点から見ると、外務省のデータが示すように在留邦人が多い国は住みやすいということで、今後もアジア地域への海外移住者の数は増え続けると見込まれますし、日本からも近くて物価面から見ても日本よりも安く生活できる東南アジア諸国への移住が無難だと言えるでしょう。

もちろん、現在のコロナ禍以前であったり、このコロナ禍が落ち着いたら再びということですが…

在留邦人が多い国=住みやすい国

物価という点でよく耳にする東南アジアの話では、国によって違いはあるものの、月に10万円程度の収入があり、節約しさえすれば日本よりもゆとりのある生活ができるとか、月に20万円あればお手伝いさんを雇って24時間のセキュリティとプールが付いたコンドミニアムに住めるというのがあります。

全てがそうということではないでしょうが、物価という面から見ると、到底日本では叶うことではありませんし、生活の質の向上という「住みやすさ」から見ればそうかもしれません。

また、物価が安い国ということであれば、アフリカ諸国をはじめ他にもたくさんあります。

しかし、いくらゆとりがある生活をしたとしても、そこは外国であり日本ではありません!

冒頭にも述べたように、海外生活をスタートさせた時点でもそうですし、何か起こったときや不安になったときに近くに「親しく相談できる日本人」が居るのと居ないのとでは精神的な「安心」という面も含めて大違いです。

海外移住を考えるときに「在留邦人が多い国」というキーワードは重要ですし、「在留邦人が多い国=住みやすい国」という考え方をもつことをおススメします。

 

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