シニアの海外移住先 ~ノルウェーの文化と食文化の特徴~

食文化

老後を北欧のノルウェーで生活しようと計画しているシニアの方は、情報も十分に取得しノルウェーについてもよくご存じだと思いますが、壮大な景観とオーロラなどで外国人の旅行先としても人気が高く、世界でも人気となったディズニーアニメ「アナと雪の女王」の舞台ともなっているノルウェーも、日本では今一つなじみの薄い国です。

祖先はヴァイキングの血を受け継ぎ、男女ともに大柄な人が多いノルウェー人ですから、さぞかし気性の荒い人が多いのではないかと思われがちですが、実は真面目で控えめな性格の人が多く、時間にも正確で公共の乗り物も時間通りに運行されており、相手を気遣うところなど日本人に似た感性を持っています

そんなノルウェーとは、どんな文化を持った国なのか?

今回は、ノルウェーの「文化」と「食文化」の特徴に絞ってを紹介していきますので、海外移住先としてこれから検討してみようと考えている方は参考にしてみて下さい。

 

ノルウェーの文化の特徴

ノルウェーは立憲君主国家で、正式な国名は「ノルウェー王国」と言います。

国民の約8割がキリスト教である「ノルウェー国教会」を信仰していますが、宗教に対しては寛容で生きる上で宗教は重要ではないという考えの人も多く、この点も日本によく似ていると言えます。

公用語は「ノルウェー語」ですが、地理的にも歴史的にもイギリスと深いかかわりがあるノルウェーでは英語のテレビ番組が放送されており、大都市圏を中心に英語を話せる人も多くいます。

スウェーデンやデンマークの統治下に長く置かれていたこともあり、国民の愛国心はひときわ強く、国旗をモチーフにした洋服やカバンを身に着けるのはいたって普通の光景です。

また、5月17日の憲法記念日は伝統衣装を身に着けてのパレードや街中にノルウェー国旗が飾られ、国を挙げてお祝いします。

ノルウェー人は自分が生まれ育った故郷への愛着も強く、大都市に住んでいても地元の方言を話し続ける人が普通に居たり、挨拶もまず握手をしながら名前を言って、出身地を聞いてお国自慢で話が盛り上がったりするそうです。

男女平等は当たり前で、日本のように「イクメン」という言葉はありませんが、それはイクメンが当たり前のことで、男であっても家事も育児もするのは当たり前だからです。

家族が1番、仕事は2番!で、家族を大切にするノルウェー人は、仕事よりも幼稚園や学校のイベントを優先し、長期の休みに家族サービスで旅行に行くのは普通の光景です。

自分の意見はしっかり持っていて、話しかければ親切に応対してくれるものの、すぐに打ち解けた関係になるというのではなく、距離を置いて親しくなるのには時間がかかります。

これは、どことなく日本人に似たシャイで真面目な国民性がなせる所以です。

そして、ノルウェー人はウール(羊毛)製品が大好きで、ニットや帽子、手袋、靴下から下着に至るまで様々なウール製品があふれています。

厳しい寒さの冬を暖かく過ごせて、汗をかいても蒸れないウール製品は昔から人気があり、現在でもノルウェーの人たちには欠かせないアイテムなのです。

 

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ノルウェーの食文化の特徴

ノルウェーの食文化は、日本であまり知られていませんね。

漁業国として知られるノルウェーは、海産物が食文化の中心ですが、朝食や昼食にはパンが欠かせず、主食とも言える「ジャガイモ」は良く食卓に上る食材です

代表的な料理では、サケをバターでソテーした「サーモンソテー」や、魚介類をじっくりと煮込んだ「フィッシュスープ」、干し鱈やエビをトマトスープで煮込んだ「バカラオ」などがあります。

また、具材をパンで挟まないオープンサンドイッチが一般的な北欧ですが、ノルウェーでも野菜やチーズ、サーモンやエビなどをのせてオープンサンドイッチとして食べる「スモーブロー」が人気です。

肉料理では、高級料理としてトナカイやヘラジカなどのステーキがあり、一般家庭では羊肉がよく使われており、地域ごとに特色のある羊肉の料理があって、ラム肉をキャベツでじっくりと煮込んだ伝統料理のひとつ「フォーリコール」や、仔羊のもも肉を塩漬けにした生ハムの一種「フェナロー」などが人気だとか。

さらに、ノルウェーはコーヒー消費国としても有名な国で、食後にデザートとブラックで飲むコーヒーで歓談するのはノルウェーの日常風景でもあります。

お酒はビールが主流で、伝統的なノルウェービールは麦芽100%でアルコール度数も高く、その他にはジャガイモを原料にした蒸留酒「アクアビット」や蜂蜜を原料にした「蜂蜜酒」などの地酒があります。

北国でブドウの栽培が難しいためワインはほぼ輸入品で、アルコール度数4.75%未満のものは一般のスーパーなどでも購入できますが、それ以上のものは国営専売公社や飲食店のみで販売が許可されています。

ただ、物価が非常に高いため、日本のような外食文化はあまりなく、週末はバーに飲みに行くというより自宅で家族や友人たちと飲むというのが一般的なようです。

しかし、近年では食文化も今風になってきており、ノルウェーの食品会社の調査で「夕食の人気メニューベスト3」は、1位がピザ、2位はタコス、3位がハンバーガーと鶏肉だったそうで、週に一度は夕食にピザを食べるという家庭も多くなってきているためか、スーパーなどではで、様々なピザの粉やソース、トッピングの材料に加え、冷凍や冷蔵ピザの種類も品揃えも豊富に売られているそうです。

 

 

ノルウェー人は日本人とよく似ている?

世界でもトップクラスの男女平等の考えを持ち、自然と祖国を愛するシャイで真面目なノルウェー人は、日本人とよく似ていて初めての人には距離を置き、社交的とは言い難いので、移住してもすぐに受け入れられるとは限りません。

時間をかけて、ゆっくりと信頼関係を築いていくことが必要ですが、優しく温厚な国民性で日本人とよく似た感性を持つノルウェー人ですから、たとえ生活習慣が違っても温かく受け入れてもらえると思います。

美しく雄大な自然に恵まれ、環境的にも良いところですからシニアの移住先としては非常に魅力的なのですが、物価や税率が高いことでも有名なノルウェーですので、シニア世代にとっては相応の収入や資産が無いと生活が厳しいという面はあるかもしれませんね。

*ノルウェーの関連記事はこちら!⇒【日本を脱出!ノルウェーへ移住して大丈夫?

 

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