ポーランドの住みやすさを以前紹介しました。
そして、今回はポーランドって本当は住みにくいじゃないのか?
という視点で紹介していきます。
今回は、まさに
【ポーランドは実は住みにくいのではないか?】
この記事は、日本人がポーランドに移住する場合に住みにくいと考えられる点を紹介していきます。
目次
ポーランドの住みにくさって?
住みにくさを紹介する前に、ポーランドの住みやすさについてはこちらをご覧ください→☆
外務省の基礎情報も住みやすさに載せているので見てください。
メリットの部分だけでなく、デメリットの部分もしっかりに認識する必要があります!
ポーランド語は難しい
移住して生活する上で、大事なのが【言語】です。
ポーランドの公用語は、ポーランド語です。
このポーランド語が、日本人が覚えようと思うと
文法や発音が、英語とも違い
かなり難しいといわれています。
とある企業の発表によると、
日本人が覚えようとする外国語を5段階評価した場合
ポーランド語は、一番難しい【5】にあたるそうです。
ヨーロッパでは、英語が通じる国はかなりあります。
ポーランドでも、英語は通じます。
観光で行くのなら、特段気にする必要はないと思います。
しかし、観光で行くのと移住では全然違います。
生活していく上で、役所や自分が住んでいる所の掲示物は
ポーランド語で書いてあることがほとんどです。
コミュニケーションも英語よりはポーランド語を話した方が円滑に進みます。
移住する上で、言語はかなり重要になってきます。
なので、英語だけいくのかポーランド語を学ぶのかしっかり選択が必要です。
他国からの移民が少ない
ポーランドという国は、他国からの移民が少ないのです!
先に、結論をいうと
多文化を受け入れる環境にないので、苦労する部分が多いにある!
ということです!
ヨーロッパや中東の国は、
総人口に対する移民の割合は、少なくても10%以上はあります。
ヨーロッパにおいては、20%~30%なんて国もざらにあるのが現状です。
その中で、ポーランドは、
2020年のデータで約82万人
総人口に対する移民の割合は2.16%しかありません。
このデータは実は、日本と似ています。
日本の総人口に対する移民の割合は2.19%です。
ポーランドと日本の移民の割合は一緒なんです。
このデータからわかる事は、
あまり異文化を受け入れる体制がないということがいえます。
ポーランドは、親日の国だと言われていますが、
日本人がポーランドに移住しても
日本の文化や習慣を受け入れてくれかは微妙な所はあると思います。
仕事を見つけることが困難
ポーランドに移住を考える場合、
仕事はかなり大事になってきます。
ポーランドの住みやすさでは、伝えましたが
ポーランドは、物価の安い国です。
平均月収が10万~15万で、
最低賃金が約7万ぐらいになります。
この状況の中で、仕事を見つける事はかなり困難になってきます!
もちろん、特殊な能力や技能を持っていれば
それなりの仕事に就くことも可能ですし
収入も高い場合もあります。
それに加えて、ポーランド語も話せないと厳しくなってきます。
普通に考えたら、英語だけの人より
英語もポーランド語も話せる人の方が採用される確率は格段にあがります。
最低限の収入があれば良いという人や、ネットを使って収入を得る手段がある等の人にとってはポーランドは物価も安いので良いのかもしれません!
医療が不十分な所がある
正直、日本にいれば医療に関して不自由をする事はまずないと思います。
ポーランドも日本と同じように国民皆保険制度です。
なので、公的機関の病院には患者が多く、医療設備も不十分な部分もあります。
さらに、先生が英語がある程度話せるのならいいのですが、ポーランド語しか話せない先生も多くいる為、受診が困難になる場合があります。
ポーランド国内にも、プライベートクリニック等も多数存在します。
その場合は、英語が通じる場合がほとんどなので安心して受診できます。
しかし、ヨーロッパ諸国は医療費が高額なので、日本で病院にかかる感覚だと高額なお金を必要になります。
一度きりなら、まだいいかもしれませんが、入院やリハビリが必要な状況だとかなりの金額が必要です。
病気は、いつかかるかもわからないので移住の際は充分な情報収集を怠ることはできません。
今回、ポーランドの住みにくさについて紹介しました。
もちろん、住んでしまえば何とかなる部分も多いですが、移住する上では準備は大事になってきます。
一度、短期でいいのでポーランドに行ってみるのが一番いいのかなと思います!
ポーランドの住みやすさについてはこちらをご覧ください!