シニアの海外移住先 ~スペイン・マドリードの文化と食文化の特徴~

食文化

シニア世代の海外移住先としてや若者の留学先としても人気が高い、情熱の国・スペインと言えば「闘牛」と「フラメンコ」をイメージされる方は多いのではないかと思いますが、スペインという国は古くから日本との交流を持っている国のひとつでもあります。

そのスペインの首都がマドリードです。

お城のような重厚な建物が多く立ち並び、絵本の世界に入り込んだような感覚を覚えるマドリードは、ヨーロッパ屈指のグローバル都市であり、外国人旅行者には人気の観光スポットですので、シニア世代が老後を過ごすための移住先として人気があるというのもうなずけますね!

今回はそんなスペインの「文化と食文化の特徴」について紹介します。

 

 

スペインの文化の特徴

正式な国名は「スペイン王国」と言いますが、南ヨーロッパ・イベリア半島にある議会君主制国家で、南部の人たちを中心にした気さくで陽気な明るい国民性はスペインの大きな魅力のひとつです。

年間を通して晴れの日が多く、日本のようにジメジメすることがない地中海性気候で食べ物も美味しい大変住みやすい国で、国内には世界的に有名な美術館や博物館も数多く存在し、スペイン人の生活にも芸術性の高いものが文化として浸透しています。

人口の約97%が以前国教でもあったカトリック教徒ですが、近年ではローマ教皇庁が反対している避妊具の使用や同性婚を解禁するなど社会的には政教分離の考え方が進んでいることも文化的な特徴だと言えます。

公用語はカスティーリャ語とも呼ばれる呼ばれる「スペイン語」ですが、アルゼンチンやチリ、ウルグアイなどの南米諸国やラテンアメリカ諸国、アフリカの赤道ギニアなど21ヶ国で公用語となっており、世界で5億7000万人以上の人がスペイン語を話すと言われていて、英語、フランス語、アラビア語に続いて世界で4番目に多くの国で使われている言語です。

スペイン人の生活習慣として知られているのが「シエスタ」という昼食後に昼寝をしたり長い昼休みを取る習慣です。

誰もが必ず行うわけではありませんが、夏の強い日差しと暑さを避けるために始まった伝統的な習慣で、日本よりも遅い14時頃からのランチタイムの後に昼寝などをして体を休めるわけですが、シエスタの時間帯は商店、企業の多くは休業時間となり、事情を知らない外国人観光客は戸惑うこともあるとか。

以前は、官公庁でもシエスタを行っていましたが、EU統合によって2006年からは公務員のシエスタ制度が廃止され、一般企業でもその傾向が強く現在ではシエスタの習慣も少なくなってきているようです。

《Webアプリケーション開発をやってみたい方におススメの講座!》

ヘミングウェイの小説「日はまた昇る」で世界的に有名になった牛追い祭りやバレンシアのトマト投げ祭りなどの街全体を使った大規模なお祭りや、カトリックの聖人を祝うお祭りなどが一年を通して国のどこかで行われているといっても過言ではないスペインでは、お祭りの日には人々が街中に集い、食事とワインに音楽を楽しみます。

また、スペイン南部のアンダルシア地方に伝わる伝統芸能だった「フラメンコ」ですが、ギターの演奏と手拍子や掛け声による情熱的な踊りで今や外国人観光客にも人気のスペインを代表する芸能になっています。

そして、マドリードと言えば世界的に有名なサッカーの「レアル・マドリード」ですね!

サッカーはスペインで最も盛んなスポーツであり、レアル・マドリード以外にも「FCバルセロナ」など世界的にも有名な強豪クラブがありますが、サッカー以外ではマドリードはスペインのバスケットボールの中心地でもあるんです。

 

 

スペインの食文化の特徴

素材を生かした調理法がスペイン料理の最大の特徴だと言えますが、地域によって気候や風土、文化、習慣が異なるため、それぞれの特産品を生かした独自の料理を持っています。

スペインでは「どこに行ってもあるものは、ワインとオルチャータにクァハダだけ」と言われるほどで、共通するのは全ての料理にオリーブオイルが使われれることだけと言っても過言ではありません。

マドリードがあるカスティーリャ地方も素材の味を生かした素朴な味付けの料理が中心で、夏は暑く冬は寒さが厳しいため、体がしっかり温まるこってりとした冬の煮込み料理が主役です。

スペイン料理と言えば魚介類を豊富に使った料理という印象が強いでしょうが、マドリードは内陸部にあるため肉料理が中心で、スペインの代表的な料理「パエリア」も羊や豚を使ったものや冬にはウズラや野ウサギの「ジビエ」がよく食べられています。

マドリードの冬の代表的な料理と言えば、鶏肉と生ハム、チョリソー、ベーコンなどの肉類を豆や野菜と一緒に煮込んだ「コシード」ですが、マドリード風の食べ方は煮込んだスープと具材を3つの皿に分け、煮汁にヌードルを入れたスープ、野菜、肉のコース料理としていただきます。

また、マドリードの家庭料理でもあり、伝統料理である牛の胃袋をトマトで煮込んだ「カジョス・ア・ラ・マドレーニャ」は、日本のもつ煮込みをトマトベースの洋風にした感じで、もつを食べる習慣のある日本人の口には合いやすい料理と言えるでしょう。

そして、地域によっても差異はあるものの、スペイン人の1日の食事は一般的に「朝食」・「午前の間食(メリエンダ・メディア・マニャーナ)」・「昼食」・「午後の間食(アルムエルソ)」・「夕食」の5回だと言われています。

最後に、日本とはちょっと異なるレストランでのマナーをいくつか紹介しましょう。

「お客様は神様」とする日本では、レストランに入って店員から「いらっしゃいませ」と言われても当たり前のことで、あいさつを返すことはほとんどありませんが、スペインではレストランに限らず店員と客はサービスを提供し、その代償としてとお金を客が払う対等な関係と言う考え方なので、レストランに入って店員と目が合ったら「オラ!(どうも)」と気軽に挨拶をするのが一般的なマナーです。

さらに、スペインのレストランやバルでテーブルの上に普通に置かれていることが多いのが布のナプキンですが、日本人のようにきちんとにたたんで置いてしまうと「食事がまずかった」というサインと受け取られることがありますので、食後はきちんとたたまず、ぐしゃりとさせてテーブルに置いて席を立ちましょう!

 

 

マドリードで楽しく暮らすには?

中心に位置した円形の「シベーレス広場」が街の象徴とされ、白亜の尖塔とネオゴシック調の市庁舎をはじめ美しい街並みのマドリード。

治安は決して悪くはないのですが、観光客が多いこともあってか、スリや置き引きなどの犯罪は多発しているので、移住しても日常的な注意は必要です。

細かいことにはこだわらず、自分の意見をしっかり持って自由奔放、情熱的な人が多いスペインですから、日本人のように曖昧な返事や態度をすると敬遠されてしまいます。

なので「イエス」や「ノー」はハッキリと相手に伝え、細かいところを気にせずに大らかな気持ちで接していくことが大切です。

世界で通用するスペイン語を習得して、スペイン人のように明るく陽気に暮らしていければけば、マドリードはさぞかし住みやすく楽しい生活の場になるでしょう!

 

*スペイン・マドリードの関連記事はこちら!⇒【日本を脱出してマドリードに移住して大丈夫?

 

《手軽な価格でメンターをつけたい初心者の方に人気の講座!》

 

タイトルとURLをコピーしました